フェアウェイウッドと言えばROYAL COLLECTION(ロイヤルコレクション)と有名なロイコレだが、クラブメーカーとして歴史は比較的浅いほうになる 商社マンだった小山英嗣氏が貿易会社への転職を機にオリジナルのゴルフクラブ開発プロジェクトに携わることになるのだが、開発半ばでバブル崩壊の影響を受け勤めていた会社が倒産してしまう
完成間近だったクラブを世に出したい思いから、クラブデザイナーである賢見良成(現ロイヤルコレクション社長)氏と会社を立ち上げることに(1992年)、開発プロジェクトをもじってつけた社名が、現在のROYAL COLLECTION(ロイヤルコレクション)なのである
当時パーシモンのヘッドからメタルヘッドへの変遷期だった、クラブの移り変わりを感じ取っていた小山氏はヘッドデザインの素晴らしさ、ヘッド性能の高さを武器にトップアマチュアたちが集まるゴルフ工房を巡り、売り込みを続けたのだった クラブ性能が認められたこともありロイヤルコレクションはプロツアーのフェアウェイウッド使用部門で上位に入るまでに成長した
メジャー3勝を誇る大物ゴルファー、ニック・プライスとの契約が実現したことでロイヤルコレクションはアメリカへの市場を広げるきっかけを掴む 2000年からUSPGAツアーに進出した際、ソナテックという社名とブランド名で展開したのだった その後デビッド・デュバル、トッド・ハミルトンとメジャー制覇したプレイヤーが同クラブを使用していたことにより、ロイヤルコレクションのクラブメーカーとしての知名度は一気に高まったとも言える
キャビティソールとはロイコレ独自のソール中央にある凹んだ形状で、スウィングのフィニッシュ時に一目でロイヤルコレクションのクラブだと判るようにと、無名だったクラブメーカーにとっての戦略でもあり、現在のクラブにも受け継がれている